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2005/08/16

読んだ本 センセイの鞄:川上弘美

川上弘美さんの本を、最近何冊か読んでいます。
最初に読んだのは「ゆっくりさよならをとなえる」(新潮文庫)というエッセイ。
そして「おめでとう」(新潮文庫)という短編集を求めて読んだら、どんどん気になりだして、とりあえず文庫化されている本を買い集めてしまいました。

この「センセイの鞄」(文春文庫)は、何ヶ月も前から、本屋さんに並んでいるのを見かけるたびに気になっていた本です。
立ち読みしたり、買おうか迷って、やはり置いたり。
とうとう買いました。
結果、とても良い本でした。
短編小説が続いているような感じの小説で、17のお話から成ります。
主人公「ツキコ」さんと、高校の恩師「センセイ」が十数年ぶりになじみの飲み屋で再会し・・・という話。
ツキコさんとセンセイの距離感がじわじわと近づいたり遠ざかったりするのを、あまり早く読んじゃうともったいない、けど読みたい、と思いながら、(するする読めてしまうのですが)少しずつ、数日かけて読みました。
読んでしまった後は、ああ、もうあの世界が終わってしまった・・・と、寂しくなってしまいました。
また、読み返そうと思います。

ところで女の人の書く本というのは、漢字がある言葉でも、あえてひらがなを使っている傾向があるように思います。
同じ「こおった」という言葉も、「凍った」「こおった」では文字を見たときの受け取り方が違うものですね。どのように違うかはうまく説明できませんが。

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